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「幹細胞注入、PRP、脂肪定着因子」
残念ながら、従来の脂肪注入法にPRP(血小板血しょう)や脂肪定着因子(細胞成長因子)を添加しただけで、あたかも幹細胞を抽出した最先端の再生医療をうたっているクリニックがあります。しかも結果保証として、大量注入を約束していたりします。これは大変危険な行為です。そのような適切でない治療を受けられて、石灰化や脂肪壊死といった問題を抱える患者さまが少なからずいらっしゃるのが現状です。脂肪をどのような装置および技術で処理をしているのか事前にきちんと確認する必要があります。
さらに、「遠心分離にかける」「脂肪を凝縮」「コンデンス」といったうたい文句や「コンデンス脂肪豊胸術」「コンデンス脂肪注入」などのまぎらわしい施術名称を使って、あたかもコンデンスリッチファットを注入できるかのように、類似サービスを紹介している美容クリニックも少なからず存在します。
現在、コンデンスリッチファット(CRF)を抽出するLipoKitはFDAに承認されている唯一のシステムです。自己脂肪注入(チュメセント注入・脂肪吸引・脂肪細胞収集・フィルタリング・脂肪注入)にて、体と顔に臨床使用することがFDAで承認されており、形成外科・外科・皮膚科・産婦人科・美容外科の領域を定めております。一部クリニックのホームページで、サイトリ(社)のセリューション(Cellution)は幹細胞の抽出ができる機器としてFDAの認可を取っているかのような表記がありますが、これは「自己血輸血装置」としての認可であり、脂肪注入用、美容外科領域いずれにも認可されていません。さらに、このコンデンス技術には特許が成立しています。これを導入している施設には認証マークが与えられています。認証は施設ごとですので、同じクリニックチェーンでも装置が未導入の地方院には認証が与えられていません。つまりコンデンスリッチファット注入をうたっていても、認証が確認できない施設では、この方法を行うことができないということです。
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- THE CLINIC東京と福岡共に、日本医療脂肪幹細胞研究会 CRF協会より
コンデンスリッチファット注入の正式認可を受けております

石灰化や壊死は、注入された脂肪が生き残ることができず、死んだまま体内に残ることで生じます。
少量の死んだ細胞であれば、体の正常な防御反応(貪食細胞)で、回収され排出されますが、大量に残ると吸収しきれずその場にどどまり悪さをします。感染が起きたり、しこりが生じたりするリスクがあるのです。このようなリスクを防ぐには、脂肪を分散して注入するテクニック(多くのクリニックが強調している)はもちろんですが、何より注入された脂肪に死活組織や弱った組織が含まれていないことが重要です。そのためには脂肪をコンデンス(濃縮)する技術が不可欠です。いくら細胞を定着する因子を添加しても、注入脂肪そのものの質が悪ければ、リスクを低下させることにはならないのです。さらには脂肪の定着を促す因子として添加されているものの中には医学的な安全性がはっきりしていないものも存在します。添加することで注入量が飛躍的にアップというものがあったら、その内容とデータを求めましょう。自分の脂肪や組織を用いると安心していたのに、実は効果や安全性の証明されていない不明な成分が加えられている可能性があるからです。脂肪注入のリスクを減らすためには、脂肪に何を加えるかでなく、何を取り除くかが重要です。




















































